桜楓会

練馬支部主催 山田洋次監督を囲む会報告

  • 練馬支部

 11月11日練馬区役所内会議室に於て、練馬支部の会員及び関係者、約130人の参加の下に開催されました。監督は、松竹に入社されて以来現在に至るまでの数多くの作品について、詳しく説明されました。家族と地域をテーマにした「男はつらいよ」シリーズ、また最近の「家族はつらいよ」に於いては、三世代を通し、我々の失ったものは何か、何を手に入れようとしているのかを問いかけているとのことでした。
 質疑応答の部では、初めに、監督ご夫妻と旧知の間柄の伊藤縫子さん(新2英)が、お若い頃からの監督のお優しいお人柄の数々を楽しく披露され、巨匠であられます監督が、失礼ながら極く身近に感じられた次第です。その後、男性を含めて多くの方々より質問がありましたが、監督は一つひとつ丁寧にお答えくださいました。最後に、監督は「映画はスタッフ皆の知恵の集まりにより制作され、皆と一緒に仕事をする楽しさを感じる。作る人が楽しくないと観る人も楽しくない。」とお話しされ、予定の1時間半があっという間に過ぎてしまいました。
 後日、講演は、良かった、素晴らしかった、ためになったとのお声が多くの方々より寄せられ、山田監督を囲む会が大盛会に終わりましたこと、追加いたします。
(報告:昭和51年卒 新26英 和田秀紅 写真提供:昭和50年卒 新25国 前田洋子)




受付の様子

卒業生である夫人の先輩が思い出を話しました

質疑応答で映画監督になられた理由などを伺いました

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