桜楓会

北多摩支部 講演会 報告

  • 北多摩支部

講演会「家庭薬をうまく使って健康管理 ①鎮痛・解熱薬編」

 北多摩支部は6月9日(土)に講演会を行いました。今年度北多摩支部の生涯学習のテーマは「健康管理への助言」です。“セルフメディケーション”という言葉をよく耳にするようになりました。健康の維持と軽度な体の不調は自分で手当てをするという考え方です。家庭薬(市販薬)の活用もセルフメディケーションにつながるとのことで、市販薬の選び方等について東北大学薬学部客員教授の千葉健治氏(薬剤師・薬学博士)からお話を伺いました。
 第1回目の今回は、薬といってもたくさんの種類があるので、痛み止めや風邪薬に代表される「鎮痛・解熱薬」に絞ってお話をしていただきました。講師は市販薬と処方薬の両方にとても詳しく、最新の市販薬情報を織り交ぜながら症状や使うタイミング、状況に応じた薬の選び方などをわかりやすく説明してくださいました。
 ドラッグストアなどに薬を買いに行くと、同じ名前の薬でも箱の色が違うもの、名前の後に‘DX’‘EX’‘plus’‘premium’などの言葉がついて別々に売られているものもあります。どのような違いがあるのか、どれを選んだらよいのか悩むことも多いと思います。講師はこの点についても詳しくお話ししてくださいました。
 桜楓会員だけの会で、安心感や気楽さから質疑応答も活発に行われました。
参加者からは「とても興味深く、参考になるお話だった」「たいへん役に立つ話しだった」「早速自分の家の薬箱を確認した」等の感想が寄せられました。
 次回は11月に第2回目の講演会を行う予定です。内容は今回の参加者のご希望から「かゆみ止め・皮膚病薬」について教えていただこうと思っております。詳細については会場予約が出来次第、支部会員の皆様、他、ご連絡いたします。
(支部長 昭和60年卒 新35理II 千葉規子)

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