桜楓会

理事長メッセージ

“コロナ”から得た経験を活かして

(一社)日本女子大学教育文化振興桜楓会
理事長  蟻川芳子

(一社)日本女子大学教育文化振興桜楓会
理事長  蟻川芳子

新緑が眩い季節になりました。目白キャンパスでは「花散る里」、「さくら」、「楓」の若葉が日光を浴びて、それぞれの新緑を醸し出す美しさは格別です。昨年成瀬記念館分館(旧成瀬仁蔵住宅)脇に移植された馴染み深い「楠」の大木もすっかり根付いて、柔らかい赤味を帯びた葉が緑に変わってきました。それなのに学生の姿はなく、ひっそりしたキャンパスには来年120周年を迎えるにあたり建設中の教室・研究室棟の工事の音が響いています。
 この度の新型コロナウイルス感染症の蔓延は、大学にも桜楓会にも大きな影響をもたらしましたが、全国各地の桜楓会員の皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいましょうか。お伺い申し上げます。母校も卒業式、入学式は中止。5月7日からは、実験・実習を除いた全てを遠隔授業で行っています。桜楓会でも3月4日の「成瀬先生ご命日・逝去会員追悼会」の規模を縮小して行ったのに続き、桜楓学園、実業部も休業、会議室の利用もお断りするという事態に陥っております。しかし国を挙げての取組で緊急事態宣言も解除の方向に向かい、少しずつ世の中が活気を取り戻してきたように見えます。
 今までに経験したことのないこの事態に、私達は色々のことに気づき、学ぶという経験もしました。世界各国同時にこのような疫病が蔓延したことはかつてなかったことと思いますが、まさにグローバル化の一端を示す出来事です。世界中で情報の共有、協力がなされたことは、今後の協調性ある国際社会の構築に役立てねばなりません。身近なところを見ても、一気にICT化が進んだように思います。通信制の教育は別として、これまでは授業と言えば対面で行われていました。こんなに一気に遠隔授業ができるとは考えていなかったことですが、「なんでもやればできる」ことも経験しました。勿論ICTの進歩があったからのことですが。「ソーシャルディスタンス・三密」という言葉も当たり前になりました。辛い経験ではありましたが、この期間に得たことは、今後の生活に活かそうというプラス思考で、乗り切りたいと思います。
 桜楓会事務も、休業を止むなく強いられました。皆様にはご不便をおかけした点も多々あるかと存じますが、何卒ご容赦の程お願い申し上げます。
 このような時期に誠に申し訳なく存じますが、収益事業にも影響が及んでおります故、会費のお振込み、ご寄附をよろしくお願い申し上げます。
   

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