桜楓会

鎌倉支部 2023年度支部・回生活動支援奨励金の活動報告

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2023年度 桜楓サークル活動/支部・回生活動支援奨励金 報告書

2023年6月に過去に先輩方が活動していた「手芸の会」を「桜楓サークル」として復活させ、桜楓会会員が定期的に集い、情報交換をする場所を用意した。
この企画に対して、桜楓会本部より「2023年度支部・回生活動支援奨励金」をいただき、活動の拠点となる鎌倉婦人子供会館(以下、会館)の同窓会室、調理室、ロッカー使用料等に充てた。開催回数は会館のバザー参加を含めて12回、参加者は60~80歳代で、参加人数は延べ111名、平均9.3名だった。
活動内容は、6~10月はバザーに出品する物を作ることより始めた。11月からはメンバーが紹介したい事、習いたい事を挙げて、自由に活動した。バザーで刺繍糸約550本を購入し、これで花の編物を始めた。また、物作りに限らず、市内のイベント紹介、グルメ情報などの情報交換も行った。12月は調理室でバザーの打ち上げと忘年会を兼ねて、調理と会食を楽しんだ。2月は「パズル雛教室」と合同で雛祭りを行った。これには北区会員や一般の方も参加し、17名の賑やかな会となった。パズル雛を考案した田中早穂子氏(42家2、3月で100歳)をお招きする予定だったが、残念ながらご体調の関係で叶わなかった。3月はお花見予定だったが、生憎の雨となり、室内で1年の振り返りと来年度の計画をたてた。
午前中に「田中式パズル雛教室」が行われ、その後、昼食を一緒にとり、桜楓サークルを開催した。午前中で帰る方、午後から参加する方、それぞれだったが、比較的集まりやすい環境だったのではと思う。また、活動奨励金により、会費を徴収しないで開催した事は自由度があり、良かったと思う。毎回和気あいあいと学生に戻ったような気分だった。
高齢化社会を健やかに過ごすためには、「食べる」「動く」「集う」の3つが基本となると言われている。集う場を設けて、2031年の鎌倉支部創立100周年に向けて、元気で、和やかな参加の輪が広がれば幸甚です。お時間が許すようでしたら、どうぞ会館に足をお運び下さい。
(副支部長 志波郁子 新29食)

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