桜楓会

文京支部通信「時の庭」泉フロートガーデン October 2022

  • 文京支部

猛暑続きの今夏を過ぎ、涼風の期待される10月になりました。
が、いきなりの寒暖差に身体がついていきませんね。

ところで、今年は3年ぶりに、対面でのバザー開催(11月18日)が予定されています。
文京支部では、先行き不透明なコロナ禍を案じて、今回の参加を見合わせたことをお伝えします。
文京支部のブースはありませんが、当日はご友人やお知り合いの方々との久しぶりの再会の機会にもなるはずです。どうぞ会場へお運びください。

10月の屋上庭園をご紹介します。
左の写真は、50日振りに訪れた庭は台風にも暑さにも耐えて無事でした。元気な植物たちが風に吹かれ、キンミズヒキの葉には涼しげなシオカラトンボ。屋上でトンボを見たのは初めてでした。オスはブルーグレーのボディにエメラルドグリーンの複眼がファッショナブルです。

<写真と文>
文京支部長 新25理Ⅱ 関島みどり(槇島みどり)
※設計者として管理に立ち会っています。

秋の七草は万葉集に収められている山上憶良の2首の歌にルーツがあるとか。「秋の野に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七種(ななくさ)の花」 「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花(キキョウ)」 ハギとクズ以外は屋上庭園にあります。写真は、シマススキ・シロバナフジバカマ・オミナエシ・ワレモコウ(吾亦紅)

秋に華やかな花穂で時の庭を彩るススキの仲間のパンパスグラスは切花やドライフラワーとして馴染みがありますね。これはコンパクトタイプですが普通種は3mにもなります。暑さに強くて寒さに弱い多年草です。

レイズドベットの足下に咲く可憐なピンクの花はルエリア・サザンスター。一日花ですが3か月以上も咲き続ける南米原産の強健な多年草。最近は日本の暖地で野生化の傾向あり=問題アリ、ですね!

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