桜楓会

港支部 講演会開催報告

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講演会の様子

講演会の様子

 1月13日(土)、国際文化会館にて港支部講演会を行いました。演題は、「ひとは楽園に戻れるか〜人文知が示唆するヒント〜」。元文化庁長官として日本文化に対する深い造詣をお持ちで、外交官として日本の匠の伝統の大切さを提唱していらっしゃる近藤誠一氏のお話を伺い、人文知の必要性を参加者で議論し、理解と互いの親交を深めました。
 当日は團菜穂子支部長によるご挨拶の後、近藤誠一先生のご講演と続きました。40枚に渡るスライドをもとにして、文明の課題を解決するためには共感力を高める必要があることや、その際日本文化はその土壌づくりにおいて大きな価値があることを、逸話や事例をもとに大変わかりやすく楽しく論じていただきました。ご講演後、近藤先生と文化芸術の振興活動されている島田京子氏(住居17回生)より活動の一端についてご紹介があり、質疑応答とともに茶話会の時間を設けました。                    
 ご参加者皆様には、とても熱心に聴講いただきました。質疑の時間には先生が丁寧なご回答をくださり、更に理解を深めることができました。閉会後や支部メール宛には、ご好評やお礼の言葉を多数いただきました。ご参加いただいた皆様には、感謝申し上げます。
                          港支部副支部長 伏見 敦子(新31住)

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