桜楓会

江東支部5回総会・講演会 開催報告

  • 江東支部

 平成28年度江東支部の第5回総会を7月3日(日)、東大島文化センターにて、開催総会出席者14人で行いました。
 引き続いて「骨粗鬆症について」ウエノ整形外科院長植野 満様による講演会「骨粗鬆症について」を開催いたしました。体内では常に古い骨の破壊と新しい骨の形成が繰り返されており、このバランスが崩れると骨が細くなってしまうということです。さらに、女性ホルモン分泌が急激に減少する年齢になると、骨形成のスピードが追い付かなくなり、骨粗鬆症を発症しやすくなってしまうそうです。骨粗鬆症を発症すると、骨折しやすくなり、その結果、「立つ」「歩く」といった機能が低下し、介護が必要になるリスクが高まるそうです(ロコモティブシンドローム)。骨粗鬆症の予防には、カルシウムやビタミンD、ビタミンKが含まれたバランスの良い食事と適度な運動が大切で、サプリは、体内での吸収面では食事に劣るそうです。日常から、カルシウム吸収に効率の良い牛乳・乳製品摂取を取り入れた食事作りを心掛けたいと思いました。ご講演は、知識伝達偏重型ではなく、講演前に配布された手作り○×の札を用いて、先生の質問に講生が回答するという受講者参加型の形式も取り入れられていました。 
 参加者は桜楓会員29人、一般6人の計35人でしたが、マスコミでもご活躍の先生だけに、参加者からの質疑も多く、最後まで充実した時間を過ごすことができました。講演を快くお引き受けいただきました植野先生に心より感謝申し上げます。
(昭和56年卒 新31児 井口祥子)

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