山梨支部 2022年度総会報告

山梨支部では、2022年度総会を7月9日（土）山梨県立図書館1階で開催しました。
コロナ禍であり暑さが厳しいことも加わり、外出を控えられた方も多く、17人の出席ではありましたが、年に一度、お顔を合わせて楽しい時を過ごしました。

支部会報告、会計報告、監査報告に承認をいただいた後、桜楓会の現状と新しい挑戦、設立120周年記念事業についての説明を行いました。また、参加した方にたくさん話していただこうという趣向で「日本女子大学に学んで良かったこと」という題で短いグループワークをしました。山梨から行かれた方の多くは寮生活を経験され、「日本が広いことを教えられた」「同じ釜の飯を食べるという代え難い体験」など、目白での学びがその後の人格形成に与えた影響の大きさを改めて確認することになり、大いに盛り上がりました。女子大学で学ぶということは、性別による役割分担を意識せずに力を発揮できる良い経験だったことも話題にのぼりました。

第二部では元YBSアナウンサーの浅川初美さん（新26 社）に詩の朗読指導をしていただきました（谷川俊太郎「おべんとうの歌」、草野心平「富士山 作品第肆」）。マスク生活が長引く中、声を出すことが減り、喉や顔の筋肉が衰える懸念があることから「声を出すこと」の大切さ、また「意味や情景を思い描きながら読むことで、表現が深まること」を教えていただきました。

お会いできる機会を増やしたい、という声があり、年度内に２回くらいの茶話会（甲府エリア・大月エリア）を企画する予定です。
(支部長 新34児 賀川一枝）