川越支部見学会 報告

～迎賓館赤坂離宮の見学～
　10月30日（水）、私たち川越支部一行３１人は、さわやかな秋空のもと、まず都内の菊祭り開催直前の湯島天神を訪れ、日本料理「たけはし」で昼食を取りました。
　午後は、我が国唯一の華麗なる宮殿、迎賓館赤坂離宮を見学いたしました。総務省より厳重に管理されている国宝迎賓館は、一般公開されたものの、国賓公賓の歓迎行事があると急遽見学中止となり、日時の設定に大変苦労いたしました。
　35，000坪の土地に1，560坪の広大な宮殿は、明治42年以来、度重なる改修により今日に至っていますが、フランスの帝政時代の宮殿建築の様式をそのまま再現した見事なものばかりでした。天井画、壁面の七宝、欄間の織物、大理石の円柱、床の緞通、シャンデリアなどフランスから輸入されていました。主庭をなす裏庭の豪奢な噴水も国宝であり、そこで記念写真を撮り、短い秋の一日の見学を終了し、川越へ帰りました。
（昭和43年卒　通16児　吉澤正生）