桜楓会

2014年・町田支部だより(No.2)

  • 町田支部

2014年・町田支部だより(No.2) 2014年9月発行
桜楓会町田支部長:大沢ヒサ子

≪ 支部総会報告≫
第34回支部総会が、6月28日に29名のご出席を賜り、無事に終了致しました。今回は、総会と講演会の順序が逆になり、大変ご迷惑をおかけいたしましたが支障なく運び、最後までご参加くださいました皆様に心から感謝申し上げます。
 1.年間行事の三本柱である、フルーツケーキ講習会・親睦会・総会を遂行できましたことに安堵しております。「認知症予防と成年後見制度」の講演会も好評でした。
 2.前年度より書記に就任された中村真木子会員は、すでに書記の仕事に精通され頼もしい限りです。
昨年海老名から町田支部を選ばれ入会された野中由美子会員は、本年度から地区委員を担当してくださることになり、支部の繁栄と活性化を願いたいと思います。
 3.町田支部は、町田市の男女平等推進センターの会員として、市民フォーラムの施設をすべて無料でお借りしています。本年度もその審査が通り、継続して使用できることになりました。

≪ 本部総会報告≫
本部総会が6月14日に開催されましたので概要をお知らせ致します。
 1.大学・桜楓会は、共に創立120周年に向けて新たな取り組みをスタートさせました。
大学側からは、過去にとらわれず改めるべきところは改め、品格があり夢の持てる学園づくりを目指す決意が語られました。
桜楓会からは、新しい支部の開設や休眠中の支部の再開を図り、国内国外合わせて174の支部をさらに増やし、社会との関わりを充実させたいとの意向が述べられました。
 2.今年度は役員改選が行われ、吉田瑠美子会員が幹事として承認されました。
前年度まで理事をお勤めになられた藤井眞理子会員に続いて本部役員を推薦できましたことで、本部との連携が強まるものと期待いたします。

≪ 大学入試広報からご協力のお願い≫
少子化対策や、優秀な学生を集めるため、支部への資料配布のご協力依頼がありました。
高校生・保護者、または高等学校教諭等にお知り合いのある方は支部までご連絡ください。

資料:1.『大学案内』2015年3月まで配布可能
   2.『一般入試・センター試験利用入試募集要項(願書)』9月下旬から配布開始 「大学案内」と「2014年度一般入試問題集」も同封されます。
*該当者の住所が確認できる場合は、入学課からの直接郵送も可能です。

≪講演会報告≫ ― 2014年度支部総会企画 ―
【認知症予防と成年後見制度】
「NPO町田市民後見かわせみの会」
講師:理事 岩崎克己氏
挨拶:代表 西田治生氏
司会:理事 柳沼恵一氏

総会に先立ち表記の講演会を行いました。かわせみの会代表の西田治生氏もご来訪いただき、 支部の「短時間(約一時間)で」という勝手なお願いにも拘らず、柳沼恵一理事の司会のもと、導入・概要・具体例など、岩崎氏のパワーポイント駆使によるご講演は始まりました。 下記の参加者の感想を添えてご報告いたします。

■2025年には認知症高齢者が1000万人以上と推計されるとの事。私は立派な予備軍である。
様々なメディアで認知症の予防法など伝えているので、それなりの努力はしているつもりである。
それでもなってしまったら…よろしくね、と周囲にいっておくしかない。以前は自分が成年後見人になることもあるかと漠然と思っていたが、この講演を聞き、全く逆の立場であることに気付かされた。

成年後見制度は判断能力が低下している方を支える制度で、正式には法定後見制度といい、家庭裁判所に申し立て、審判を受けて後見人として選任されるとのこと。一方、任意後見制度は 判断能力と契約能力が十分ある方と後見人との間の自己責任型契約で、理解しにくく複雑な制度である。しかし、判断能力が十分なうちに契約したいのは人情で、公正な契約となるような公的機関の介入も必要となるのではと思う。いずれにしても事例を見ると切実さがよく分かり、その責任の重さも窺える。より深く学習する必要がある。今回、このような有意義な講演会を聞くきっかけを作って下さった石毛鍈子様に感謝し、講師の方々に深く御礼を申し上げたい。
(副支部長・鈴木洋子)

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