桜楓会

平成29年度練馬支部総会報告

  • 練馬支部

 6月3日、桜楓2号館に於て、41人出席のもと練馬支部総会が開催されました。
 第1部は、中山瑞穂支部長、福田芳野桜楓会理事の挨拶の後、平成28年度活動報告と会計報告・会計監査報告、平成29年度活動計画案・予算案が承認され、新会計・会計監査の選任と役員・地区当番紹介がありました。
 第2部は、初めて講師派遣事業を活用し、石川孝重氏(住居学科教授)による講演会「防災・減災対策のすすめ 住居の視点から首都直下地震に備える」を開催しました。
 冒頭の「地震は必ず来る!いつ来るのか分からない!」というお言葉に緊張しましたが、プロジェクターを使っての分かりやすいご説明で、日本列島の過去の地震データから、首都直下地震がどれだけ切迫しているかを実感しました。木造を例とした耐震診断についての資料を使って各自診断し、耐震補強が必要かどうかの目安を知ることもできました。建物を強くするだけでなく、家具の置き方や耐震止めの工夫、寝る位置の確認、1週間分の水の確保、避難袋の用意、ロングライフ食料の備蓄など、今出来る事からすぐに実行することが、命を守ることにつながることを学習しました。
 最後に質疑応答も活発に行われ、災害が起こってからでは間に合わない、自分の命は自分で守る「自助」が出来てこそ、地域の「共助」や行政による「公助」が出来ることを確認した貴重な講演会でした。
(報告:昭和46年卒 新21理Ⅰ 桶田美代子 写真提供:昭和50年卒 新25国 前田洋子)

第1部総会 支部長挨拶

第2部講演会 耐震診断問診表で我が家を採点しました

石川孝重先生のお話に「自助」の大切さを学びました

Page Topへ